ここでは、腎盂炎の原因について探ってみようと思います。「何が」原因で感染するのか、また「どのように」して腎盂炎となるのかなどを詳しく見ていきましょう。
私自身や息子の体験談も交えて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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ここでは、腎盂炎の原因について探ってみようと思います。「何が」原因で感染するのか、また「どのように」して腎盂炎となるのかなどを詳しく見ていきましょう。
私自身や息子の体験談も交えて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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通常、腎盂炎は「膀胱尿管逆流症」を伴うことが多いとされています。腎盂炎と診断された場合、泌尿器科医はまずこの疾患を疑うでしょう。膀胱尿管逆流症とは膀胱にたまった尿が尿管、腎臓へと逆流する現象です。これは膀胱と尿管の接合部における形成不全、あるいは未熟性が原因とされています。
つまり、逆流を防止する「弁」の働きがない(もしくは弱い)のです。膀胱尿管逆流症のある人は排尿するたびにおしっこが逆流し、細菌が腎臓まで送り込まれてしまいます。これによって腎盂炎を起こし、さらには腎機能低下をももたらしかねません。ちなみに・・・1歳以下の赤ちゃんが腎盂炎になった際、その半数以上に膀胱尿管逆流症が見られます。

この疾患は、排尿時に見つかることが多いとされています。よって、排尿時の造影レントゲン検査(排尿時膀胱尿道造影)が必要です。尿道から膀胱まで細いチューブを入れ、そこに造影剤を注入します。膀胱がいっぱいになると子供、特に赤ちゃんはすぐにおしっこをするため、その瞬間にレントゲンを撮ります。
とても簡単な検査に見えますが、当の本人にとっては大変な作業です。中でも、最初の挿管(チューブを入れる時)はつらいものがあるでしょう。私の息子がこの検査を受けた際、レントゲン室から「絶叫」ともとれる泣き声が聞こえてきました。まだ1歳にも満たない子供がなぜこんな目に・・・と私まで涙したことを覚えています。


女性は男性より尿道が短く、また肛門との距離も近いため腎盂炎になりやすいとされています。発症比率も男性の5〜10倍とされ、女性ならば一生に一度はかかる病気といえるでしょう。また、尿の通過障害によって発症することもあります。
前述した膀胱尿管逆流症や尿管結石、前立腺肥大、痛風、妊娠時などは尿の流れが悪くなりがちなので十分な注意が必要です。
私が腎盂炎になったのは妊娠後期・・・いや、臨月です。出産間近とでもいいましょうか。今思えば、あの痛み&高熱がやってくる前に腎盂炎の兆候はありました。やたらトイレが近く、背中も妙に痛かったのです。
しかし、当時の私はこれらの症状をすべて“臨月”のせいにしていました。「おしっこが近いのは赤ちゃんの頭が膀胱を圧迫しているからだ」「背中が痛いのも大きなお腹を抱えているからだ」と、あらゆる症状をすべて“臨月特有の症状”と自分に言い聞かせていたのです。
そう、あの日までは・・・(腎盂炎の症状に続く)